馬券は1口100円で楽しむことができるわけですが、競馬にはいくつかの馬券の種類があり配当はレース参加する馬などに応じて異なるのが特徴です。
1着から3着までに入る馬番号を順番通りに当てるのが3連単ですが、着順通りに予想しなければならないので難易度は非常に高めので配当そのものも大きくなるなどの特徴があります。
18頭や15頭などレースにより参加する馬の数が変わりますが、18頭立てにおける3連単の組み合わせは18×17×16=4,896通りもあるので、簡単に当てられるものではないことがわかるのではないでしょうか。
万馬券とは
ちなみに、3連単は4頭立て以上のレースで発売される馬券で、難易度が高いので配当そのものは高めである、これに加えてあまり人気がない馬が上位に占めるなどの場合には、その配当そのものが高倍率になるので万馬券が出やすいともいわれています。
万馬券は、100円の馬券が1万円以上の金額になることを意味するものですが、過去のレースの中で最高額がどのくらいになったのかご存じの人も多いといえます。
4億8,000万円が過去最高配当額、これはたった100円のチケットが480万倍もの金額になった万馬券でもあり、このチケットを購入した人は1名だけだったようです。
仮に、同じ馬券を10名の人が購入した場合には、金額そのものは10で割る計算になったとしても100円が4,800万円といった高額なものになった、一人で10枚を購入した場合は、その人が独り占めになるなど、いずれの場合も夢のある話といえましょう。
2011年1月11日に開催が行われたレース
2011年1月11日に開催が行われたレースで、5重勝単勝式馬券のWIN5の払戻金によるもの、史上最高とされます。
WIN5は比較的新しい馬券の種類の一つになるもの、JRAが指定を行う5レースすべての1着馬を予想する馬券を意味するものです。
1着に入る馬の予想は自ら行う方法だけでなく、コンピューターに任せて行う方法もあるのですが、的中させた人は自ら予想をしたのかそれともコンピューター任せにしていたのか、これについては定かではありません。
当日のレースでは1番人気と2番人気の1着はなかった、3レース目の中京第10レースで16頭中14番人気の馬が一着に入り結果的に高額配当になったといいます。
このときの払戻金は6億円といった金額で、先ほどの4憶4,800万円の過去最高配当金額をはるかに超えるものとなっているのが特徴です。
万馬券の特徴
4憶4,800万円は2019年2月24日の万馬券でもあり、6億円は2021年1月11日ですから約2年の間で最高配当が塗り替えられることになります。
万馬券は、当てようと思って当てられるものではないけれども、逆に人気があまりない馬を狙っていると比較的高額配当になりやすいのではないだろうか、このような考え方もできますよね。
人気があまりない馬が上位入賞するケースはそれほど多くはないので、人は人気がある馬を狙うケースが多く出現率そのものは低めになるのが万馬券の特徴といえましょう。
宝くじなどでは、1等賞金を手にしても課税の対象にならないけれども、競馬において年間の利益が50万円を超えた場合には課税の対象になる、そして馬券の買い方に応じて一時所得と雑所得が変わり納税額も変わるようです。
基本的に、競馬の税金は納めなくても税務署に知られるリスクは低いけれども、100%の保証はないのでしっかり申告することが大切です。
さらに、WIN5などの投票で高額配当を的中したときには、知られるリスクは高くなるといわれていますので、高額な配当をゲットしたときなど申告をすることをおすすめします。
なお、WIN5はUMACA投票やインターネット投票限定の馬券です。
最終更新日 2025年2月19日 by dustriah