終身保険はどうやって選ぶ?

最終更新日 2025年1月5日 by dustriah

生命保険の中でもウェルスデザインなどの終身保険は被保険者の死亡、高度障害に対して保証が一生涯続く特徴を持っています。
定期保険は保険料が掛け捨てのため、割安の保険料で高額の死亡保障を確保できますが、終身保険は一生涯の保証となるので貯蓄性が高くなり定期保険と比較して保険料が割高になる傾向にあります。
また途中で解約した場合も一定の解約返戻金を受け取ることが可能なため、残された家族に保険金で保障を残したり解約して解約返戻金を老後の生活資金として活用するかを選択できる特性から、掛け捨ての定期保険よりも貯蓄性の高い終身保険を契約する方は多いです。

死亡保障目的と貯蓄目的のどちらを目的として加入するか?

では実際に終身保険に加入する際にどういった点に注目して選ぶべきかというと、死亡保障目的と貯蓄目的のどちらを目的として加入するかを事前に明確にしておく必要があります。
死亡保障を目的に加入を検討しているなら、さらに死亡保険金でいくら受け取る設定とするかが重要なポイントになります。
一般的に設定されることが多いのが、葬儀費用目的で200万円程度の保険金額で設定を行う方法や、現役時に死亡した場合に備えて加入するなら遺される家族の生活費や子供の養育費で必要な金額に対し、貯蓄や遺族年金で不足する分を設定することをおすすめします。
参考:生命保険の終身保険とは?特徴から見るメリットとデメリット

いつまで保険料を払うのか?

またいつまで保険料を払うのかも重要で、死亡するまでの終身払いは1回あたりの支払いは安くなりますが老後も継続して支払い続ける必要があるため、長生きした場合でも保険の支払いに耐えられるのかを判断して決めます。

解約返戻率について確認する

貯蓄を目的に加入を検討しているなら、返戻率はどれくらいなのかという点をチェックしましょう。
解約返戻率が100%なら支払った保険料と同額の解約返戻金が受け取れ、解約返戻率が100%を超える場合は支払った保険料よりも多くの解約返戻金を受け取ることが可能ですが、保障が厚いほど保険料も高額となり、解約返戻率も下がるので貯蓄のみを目的とするならばシンプルな保障を選ぶことが重要です。
他にも保険料払込期間をいつまでにするかも重要で、払込期間が短くなるほど返戻率は高くなる傾向にあるので保険料を支払えるかを注意しながら、より多くのお金を貯めるために保険料払込期間を短く設定することを検討する必要があります。

まとめ

最も重要なのが保険料を払い続けられるかという点で、終身保険の返戻率が100%を超えるのは、保険料払込期間終了後なので、途中で保険料を払えず解約してしまうと支払った金額より少ない分しか戻ってこない状態となります。
支払えるギリギリの保険料で契約するよりも、余裕を持って支払える金額に設定しましょう。
個人的にメットライフのウェルスデザインはおすすめです。
ウェルスデザイン認知症